2016年4月16日土曜日

どんどん変に…エドワード・ゴーリー インタビュー集成



<目次(全263P)

・序(16P)
・バレゴリー エドワード・ゴーリーとニューヨーク・シティ・バレエ(18P)
・作家との対話 エドワード・ゴーリー(27P)
・ザ・ディック・キャヴェット・ショー、エドワード・ゴーリーを迎えて(16P)
・エドワード・ゴーリーの猫たち(6P)
・ゴサム・ブックマートでのエドワード・シンジョン・ゴーリー・インタビュー(18P)
・エドワード・ゴーリー(22P)
・毒のペンを持つ男(18P)
・アメリカン・オリジナル(10P)
・エドワード・ゴーリーのノンセンス道(16P)
・エドワード・ゴーリー(14P)
・エドワード・ゴーリーへのプルースト式質問表(6P)
・ゴーリーな出会い(8P)
・シナリオ「黒い人形」を書く エドワード・ゴーリーとの対話(22P)
・つながり(14P)
・エドワード・ゴーリーのカバー・ストーリー(12P)
・雑多なインタビューより(4P)
・訳者あとがき(3P)
・参考文献
インタビューは一ページ二段組で編集されており、相当な量の文字が凝縮されています。

<感想>
偉大なイギリス文学者のような顎髭と宝石、指輪、毛皮のコートとスニーカーという風貌、バレエ振付師ジョージ・バランシンを崇拝し、源氏物語が好き、多くの猫と一緒に暮らすシャイで名高くインタビューが死ぬほど嫌というエドワード・ゴーリーのインタビューを集めた本です。これでもかというくらいゴーリーにインタビュー記事を集めた本になっており、ゴーリーは得体の知れないところがあるため全てを理解できるとまではいきませんが、かなり多くのことを知れます。ゴーリーの絵本が好きな人は満足するに違いないですね。この調子で出版されていない作品をどんどん訳していって欲しいですね。
以下、冒頭の面白そうな質問と関連記事です。

<質問>

・いったいどういう気分になれば、一シーズンで三十九回上演される「くるみ割り人形」を全部見つづけるような苦行ができるんですか?
・「不幸な子供」や「奇妙なソファ」の種になったのは何でしょうか?
・テキストを書いているときには、何をイラストで使うかのアイディアが固まっているわけですね。
・自分は教訓物語の書き手だと思いますか?
・お気に入りの作品はありますか?
・子供は好きですか?...etc

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