
<スコットランドヤード東京の大まかな流れ>
双六のようなマスがたくさんある東京の中を、プレイヤーがそれぞれ犯人役
(1人)と警察役
(4~5人)を分かれ、犯人のいるマスに警察が止まるか、犯人が警察を撒いて逃げきれるか、で勝敗を決める逃追走劇のようなゲームです。
ゲームの流れは、まずシャッフルされたカードを引き、犯人と警察それぞれ初期位置を決めます。移動カードを使い、犯人は警察から逃げ、警察は犯人を追いつめます。
犯人は最初自分のいる地点を明かさなくてもいいですが、決められたターンが来た時、位置を警察に教えなければいけません。しかし、あらゆる移動手段を制限なく使えることに、警察にない特殊なカードの移動手段を隠す、二回移動できるのを持っています。それらを上手く活用しながら、最後の24ターンまでに捕まらないようにします。
警察は移動手段の回数に制限
(タクシー10?枚、バス8?枚、電車4枚)がある状態で犯人を捜索します。
決められたターン以外に犯人の正確な場所を知ることはできませんが、移動手段を見ることができ、大まかな位置を絞りながら数の多さを利点にして相手を追いつめ捕まえます。
<感想>
今回は僕と友人
(以後TとV)を含めた3人で、
「犯人役」を1人、
「警察4人」を2人で分けてプレイしました。
最初に犯人役をVに、警察を僕とTでしたのですが、初プレイということもあって犯人を捕まえることができなかったです。じわじわと包囲網を固めていったのは良かったですが、決めきれずに終了し、悔しい思いをしました。
それから僕の用事でゲームを続けることができず、歯がゆい思いのままでいたのですが、今回、ゴールデンウィークで再び友人と集まることができ、再プレイすることになりました。
2回目、初プレイ後からある考えが浮かんで犯人役を僕が、警察役をTとVにして貰い、スタートしました。
「警察側の電車カードが4枚しかない」ところに着目して、電車を多く使い、警察に早々と電車を使わせて逃げきる作戦を立てたのですが、結果は惨敗でした。電車のマスが少なく、警察側に早くに位置を特定されてしまい、じわじわと追いつめられて逮捕されてしまいました。この作戦は今のところ上手くいかないと暫定づけることになりました。
思ったようなゲームの展開にならず、犯人の勝つ条件がわからなくなってしまったので、情報集めも兼ねて犯人役をTに頼み、警察を僕とVで担当することにしました。警察の初期配置が中心に寄っていることもあって、犯人役の位置がわかるまでに
「真ん中に包囲網を敷いてみたらどうだろう」と試してみると、上手くTを追いつめて捕まえることができました。
何回かプレイしていくうちに、ゲームの中にある流れも見えてきました。それぞれの人間の運の良さに左右されることです。Tは運の良いことが多い人で、反対に僕とVは運が悪いことが多いです。そのこともあってか、犯人役になった時の初期配置が、Tの場合は警察と離れていて、僕とVは警察に近いということが起こりました。本当にたまたまかもしれませんが、初期位置の目安を付けることができ、早くに追いつめることができました。またゲームを始めたばかりということで、少しでも長くゲームを遊ぼうとする考えがみんなの中に多分?あり、逃げやすそうな脱出経路の多いマス、移動手段が多いマスに逃げる傾向がありました。
そういった思考を推理しながら、警察として犯人を追いつめるのがとても楽しいです。大げさですが、砂漠でダイヤモンドを探すような探索の中で、計算して追いつめた時はとても快感を得られます。じわじわと逃げ場をなくしている嗜虐心もあるかもしれないですね
(笑)。
犯人役は相手の裏を掻き、間一髪で格好良く逃げ切れた時は最高だと思います。というのも今回、再プレイした時に犯人役が逃げきることができなかったので、今後犯人役が逃げきることのできるプレイをしていきたいですね。Vがいくつか作戦があるらしく、今後犯人が勝つための研究をしていきたいですね。
最後に今回のプレイから得られたことをまとめたいと思います。
犯人役が勝利するためには(次回の課題)
・安定を取らずに必要な場所で攻める、あえて安定をとるなど裏を掻くことか?
警察役が勝利するためには(暫定)
・犯人役の運勢を考えて初期位置を漠然と決める
・犯人の移動手段で位置を探る
・真ん中の移動手段の多いマスで包囲網を敷き、犯人の位置のわかるターンまで待機する
・犯人のいる確率が少しでもあるマスには必ずとまって確認する