2016年5月3日火曜日

Lost legacy(ゲームデザイン:木皿儀隼一&カナイセイジ、キャラクターデザイン:杉浦のぼる)


<Lost Legacy(ロストレガシー)とは>
「Love Letter」のシステムを受け継いだ冒険と探索のカードゲーム!!
プレイヤーは、かつて強大な科学力を誇った古代人の”失われた遺産”を求め、この物語に身を投じます。限られた手札と情報の中、様々な協力者の力を借りてゲーム
の勝利を目指しましょう!
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:10分
対象年齢:10才以上
(ケース裏より引用)

<ゲームの流れ>
数字や記号の付いた16枚のカードから各プレイヤーに1枚ずつ手札として配り、残りは山札と遺跡に置きます。プレイヤーは山札からカードを引いていき、手札が1枚になるようにカードを捨て札に置きます。捨て札に置かれたカードで特殊な効果があれば、それを発動します。山札がなくなるまでに勝負が付かなかった場合は「探索フェイズ」に移ります。数字の小さいカードを持つプレイヤーから、自分や相手の手札、遺跡を指定して<失われた遺産>を探し当てます。

<感想>
プレイ時間が10分ということもあって、かなり展開が早いです。このゲームの肝がわからずに、いつの間にかゲームが終わっていることが多かったですね。今回はスピーディなゲームから少し離れて、ゆっくり勝利条件を考えてみます。
カードの組み合わせによりますが、このゲームには3種類の勝ち方があると考えています。
・女盗賊の効果で<失われた遺産>を当てる
・自分以外のプレイヤーを脱落させる(宿命の少女、剣士、待ち伏せ、呪い、負傷の効果)
・「探索フェイズ」で<失われた遺産>を当てる
「探索フェイズ」の前を「ターンフェイズ」と呼ぶことにして、それぞれの時にどういう行動を取るのが最適なのかを考えます。

ターンフェイズ
・女盗賊の効果で<失われた遺産>を当てる
・相手の持つ宿命の少女を見て脱落させる(女盗賊、剣士、襲撃、呪いの効果)
・相手の持つ待ち伏せ、負傷を見て脱落させる(剣士の効果)
・相手に女盗賊、襲撃、呪いを使わせて、自分の待ち伏せを見せて脱落させる
・呪いで相手の持つカードの数字を当てる(X以外)
探索フェイズ
・数字の小さいカードを維持して探索順を早くする
・場の空気や相手の仕草を読み、<失われた遺産>を持つプレイヤーや、遺跡に置かれたカードを警戒する
手札や山札、遺跡からカードを交換するなどの他のカードの使い道がよくわからないのが難点です。もしかしたらプレイ人数が少なく、四人でするとまた違った面白い駆け引きが生まれるのかもしれません(単に気が付いていないだけかも)
ゆっくり考えることで、気が付かなかったことが多く見つかりました。カードの組み合わせを工夫すると更に面白くなりそうな予感がします。今度は短時間で色々なことを考えて勝っていきたいですね。
ではでは。

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