<マリオカートとは>
任天堂が開発・発売している、アクションレースゲームのシリーズ。マリオとその仲間達がレーシングカートやオートバイに乗り込み、マリオシリーズの世界観をモチーフにした多彩なコースで速さを競う。従来のレースゲームと一線を画しているのが、強いアクション性・ギャンブル性が盛り込まれている点である。走行するコース上には多彩なギミックが配置されており、レースを有利に展開する為の様々な効用を持つアイテムが入手出来るアイテムボックスなどの仕掛けが存在している。このアイテムボックスから手に入るアイテムはその時の順位によって種類が異なり、アイテム自体もランダムで決定する。つまり、各プレイヤーの力量に加えて運も最終的な勝敗を大きく分けるシステムになっている。
特にスーパーファミコン用に発売された『スーパーマリオカート』、NINTENDO64用に発売された『マリオカート64』は、共に日本国内における各ハード向けの全ソフト中最高の販売本数を記録し、更にWii用に発売された『マリオカートWii』はビデオゲーム史上世界で最も販売本数の多いレースゲームになるなど、このシリーズが任天堂ハード普及へ果たす貢献は大きく、キラーソフトの一つとして位置づけられている。
シリーズタイトルは
スーパーマリオカート(1992年8月27日)スーパーファミコン
マリオカート64(1996年12月14日)NINTENDO64
マリオカートアドバンス(2001年7月21日)ゲームボーイアドバンス
マリオカート ダブルダッシュ!!(2003年11月7日)ニンテンドーゲームキューブ
マリオカートDS(2005年12月8日)ニンテンドーDS
マリオカート アーケードグランプリ(2005年12月中旬)アーケードゲーム
マリオカート アーケードグランプリ2(2007年3月中旬)アーケードゲーム
マリオカートWii(2008年4月10日)Wii
マリオカート7(2011年12月1日)ニンテンドー3DS
マリオカート アーケードグランプリDX(2013年7月25日)アーケードゲーム-
マリオカート8(2014年5月29日) Wii U
である
詳しくはwikipedia参照。
以降は今作をプレイした私のレビューです。
<舞台>
三十二種類のコース(少なく感じるかもしれないが、コースごとにいくつかルートが分かれたりショートカットポイントなどが設置され、飽きにくい多様な構造となっている)
尚、有料ダウンロードコンテンツで新たに十六種類増える予定(合計四十八種類になる)
<操作性>
快適(慣れ次第の部分がある)
<難易度>
目的によって変わる。気持ち良く走るのに苦労はしない。
任天堂スタッフのゴーストの記録を越える、150CCグランプリとミラーモードで☆をとる、の二つは多少難しく思うかもしれない。あと、いくら実力があっても運が絡んでくるため、感情を乱さずに何度かプレイすることが大切。
<難所>
特になし(ゲームの適正次第かもしれない)
しいてあげるとしたら、「カラカラさばく」「ワリオスタジアム」「ホネホネさばく」「グラグラかざん」の四コースにつまづくかもしれない。だが、何度かプレイし難しいポイントを押さえていけば、必ず達成できるようになっている。
<評価・感想>
以前に書いたようにマリオカートシリーズには触れたことがあるのだが、今作を買ってここまでハマることになるとは思っていなかった。正直、ゲームの繋ぎとしての役割しか果たさない、すぐに飽きるだろうと決めつけていた。
実際にプレイしてみると、今まで考えていたレースゲームは私に向かないという杞憂が消え、楽しく体感できた。またコースをいかに速く進むルートや、リスク回避したコース取り、アイテムの使い方などを頭の中で考えるのはとても楽しい。また、ニンテンドーネットワークで全世界の人とオンライン対戦ができ、切磋琢磨できる環境があるのも良い。カートやバイクのパーツ集め、ミーバースで利用できるハンコ集めと言った収集要素は、より満足させるプレイを提供している。
ここで話は変わるのだが、私が面白いと思うゲームに二つの法則がある。それは
・ランダム要素が強い
・簡単な操作
である。これが入っているのが最高のゲームだと勝手に自負している。
マリオカート8はオンライン対戦、アイテムによりランダム要素が強く、その都度同じコースを走ったとしても、違う体験を与えてくれる。また、五つのボタンを使った簡単な操作は、すぐさま自分のものとなり、カートやバイクと一体になってレースができる。
ようはマリオカート8は私にとって最高のゲームということだ。オンラインの料金はかからないし、無線で接続していても通信エラーにあまりならない(私の環境では)。対戦相手たちとは定型文の会話しかできないため、心に傷を負う心配もない。だが、アイテムの使い方によっては恨んだり、恨まれたりがあるかもしれないが(笑)。そこは勝負だから、気を引き締めていこう。
Wii Uを持っている人は是非とも一度手に取って欲しいと思う。単純ながらに、その奥の深さに中毒になること間違いないだろう。
と終わらせてしまっても良いのだが、ここからはオンライン対戦の実状について、私が体感したものを書きたいと思う(レート2000代なので参考にならないと思うが)。ゲームが下手な初心者が果たしてマリオカート8を本当に買っても良いのかという警告を兼ねようと思う。
<現在のオンラインの状況>
全世界とマッチングでき、対戦する相手に困ることはない。問題はアイテムによる環境の変化である。現在八月二十七日のアップデートにより、アイテムの出方が変わったように感じる。いくつかの方の意見を見て、攻撃アイテム(みどりこうら、あかこうら、バナナなど)が出ることが以前に比べて多くなったと思う。以前のアイテムの出方はキノコが多く、いかにショートカットを上手く使うかのテクニック重視の印象だった。アップデート後の環境は、わりと殺伐としており、こうらの投げ合いにより、途中でスピードを止められたり、コインを減らされ、最高速度が低いまま抜けなくなるように感じた(私が超軽量級を使うからかもしれない)。
今後、任天堂がアップデートし、アイテムのバランスが変わるかもしれないが、今の時点では攻撃し合う中、いかに標的にされず立ち回るかが重要になっているように思う。初心者にとって、今回のアップデートは厳しいものになってしまったのではないだろうか。これから始めようと思った人には、これを注意してプレイして欲しい。適応力の高い人ならいいかもしれないが、ゲームをあまりやらない素人ゲーマーや、アクションゲームが苦手な人は心していないといけない。嫌になってゲームをやめないように、無駄にお金を使わないためにも、一度頭の中で考えてみるのも大切だと勝手に警告する。
<メルセデス・ベンツ コラボレーションカート 紹介映像 >
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